今日は、インドネシアの辛〜い炒めご飯、ナシゴレンのレシピを二つご紹介いたします。ナシゴレンのメインの具材は、鶏肉とエビ。また、ワンプレートに盛り付けたナシゴレンには、目玉焼きを乗せたり、エビ風味の揚げせんを添えたり、見た目からしてエスニックなカフェ風が楽しめます。
実は苦肉の策から生まれた「スイートチリソースのナシゴレン」
ナシゴレンのピリ辛な味付けは、インドネシアの調味料「サンバル」を使います。豆板醤のような、辛くて真っ赤なペースト状をしています。
ただし、このサンバルですが、普通のスーパーはおろか、エスニック食材を得意とするカルディの店頭にも置いていない。そして、カルディにも無いのだから仕方がないという、謎の諦めが・・・。
Amazonを探せば、世界の調味料で有名なユウキ食品という会社の製品が見つかりますが、わざわざポチるのも面倒くさかったので、スイートチリソースと豆板醤を代用品に作ってみました。
が、しかしこれが、なかなかの出来栄えに仕上がりました。スイートチリソースの甘みと豆板醤の辛さ、そして、隠し味で加えたオイスターソースの風味が絶妙なマッチングを醸し出します。
そして、2014年の5月、クックパッドに「甘辛★スイートチリソースのナシゴレン」というレシピを書いた次第です。サンバルのように手に入らない調味料があっても、何か別の良い代用品が見つかると、新しいレシピが完成してしまう。まさに、料理の醍醐味であります。
やっと作れた「サンバルのナシゴレン」
そして、かねてから探していた「サンバル」を見つけたのは、他ならぬ業務スーパー。2年くらい前に、やっと店頭で売られているのを発見しました。で、2019年の1月に書いたレシピが上です。
サンバルの特徴は、一言で言ってストレートな唐辛子の辛さ。豆板醤のような豆の風味がないので、暑い国特有のドライな辛さが楽しめます。
数年前にYouTubeの動画で見たのですが、本場のナシゴレンはフライパンの火を止めてから、千切りのキャベツをバサッと手づかみで投入します。
これが余熱でしんなりすると、炒めご飯に焼きそばのような風味が加わり、食べていて飽きません。ぜひ、お試しあれ。
業務スーパーが最寄りにない方、サンバルはAmazonで買えます。自分的にユウキ食品の調味料は、他にいろいろとお世話になっているので、これは間違い無いかと。
ナシゴレンの付け合わせ
目玉焼き
サンバルの付け合せに欠かせないのが、炒めたご飯の上に乗せた目玉焼き。見た目の可愛らしさもさることながら、トロ〜リの半熟に焼いた卵の黄身で、ピリ辛ご飯もマイルドな味わいに。具材の鶏肉とも、もちろん相性はバッチリの組み合わせです。
なお、玉焼きを作るのに、こんなチート機材を利用しています。油を引いて卵を割ったら、オーブントースターに入れるだけ。簡単に綺麗な丸い目玉焼きが焼けます。
えびせん
余裕があれば、えびせんを揚げてプレートに添えると、一気に見た目がカフェ飯風になります。これは、業務スーパーやカルディで、比較的簡単に見つかります。こちらも、一度はお試しあれ。
今日は以上です。それでは!